重 田 昌 世 氏
 川崎市中原区丸子地区九町会の氏子の皆様に篤く崇敬されている丸子山王日枝神社表参道にこのたび「山王鳥居」が竣工しました。
 平成29年6月14日午前11時、山王鳥居竣工祭が厳かに執り行われ、各町会氏子総代、町会長、関係団体役員の方々が参列しました。
 この鳥居は永く氏子総代会会長の重責をつとめられ本年三月をもって勇退された重田昌世氏が寄進されたものです。
 爾後永く丸子山王日枝神社のシンボルとして守られていく事でしょう。
 今年の丸子山王祭にはこの山王鳥居を大神輿が勇壮にくぐる姿を喜びと感動をもって迎えましょう。

◆山王鳥居とは◆ (日吉大社HPより引用)
 山王鳥居の特徴は明神鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形を
 していて、仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。
 山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。
 山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神
 「山王元弼真君(さんのうげんひつしんくん)」にちなみ、既に比叡山の守護神
 としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰
 です。 独特の鳥居である事から、分霊社の中にはこの鳥居を模して建立する
 例も少なくありません。